アクセス解析編

アクセス解析の基本

このページの内容は、説明のわかりやすさを優先しているため、一部正確ではない表現が含まれている可能性があります。
ご了承下さい。

セッションとページビュー

セッションとは、訪問者がそのサイトにアクセスしてから別のサイトへ移動するまでの一連の流れのことです。
「サイトにアクセスしたのべ人数」「訪問者数」と考えてもらえばわかりやすいと思います。
ページビューはよくPV(Page View)とも表記され、サイト内のページが表示されるたびにカウントされます。

例えば、Aさん、Bさん、Cさんの3人が訪問してきたとします。それぞれ3ページ、7ページ、5ページ閲覧して別サイトに移動した場合、セッションとページビューは以下のようになります。

この例の場合、セッションは3、ページビューは15となり、平均ページビューは5となります。
もし集計期間内にAさんがもう一度サイトを訪れ、今度は9ページ閲覧したとします。
そうするとセッションは4、ページビューは24、平均ページビューは6となります。

直帰率

直帰とは、サイトに訪問してきた人が、最初の1ページだけ見てそのまま別のサイトに移動してしまったり、ブラウザを閉じてしまったことを意味します。
直帰率は全体のアクセス(セッション)のうちの直帰の割合です。

直帰の例)

  • Googleの検索結果に出たブログ記事を表示し、他の記事などを読まずそのまま検索結果に戻ってしまった
  • リンクをクリックして別サイトを表示したが、興味がなかったのでそのままブラウザのタブを閉じた
直帰ではない例)
  • Googleの検索結果に出たブログ記事を表示し、別の記事も読んだ
  • リンクをクリックして別サイトを表示し、そのサイトのトップページや会社概要などの別ページを1ページでも閲覧した

新規率

サイトに訪問した際、それが1回目のアクセスなのか、2回目以降のアクセスなのか判断されています。
1回目のアクセスの場合は新規ユーザー、2回目以降のアクセスの場合はリピーターとして集計されます。
新規率は全セッションのうち、新規ユーザーの割合です。

ページ滞在時間

ページ滞在時間は、そのページが表示されてから次のページが表示されるまでの時間です。
例)ある訪問者がページA→ページB→ページCの順に閲覧した後に別サイトに移動した場合のページ滞在時間

上部の時間は各ページが表示された時間です。ページが表示されてから次のページが表示されるまでがそのページの滞在時間になります。
ただし、別サイトへ離脱する直前に閲覧していたページ(ページC)は滞在時間を集計しません。

また、直帰の場合は未集計ではなく0秒として集計します。
上記の2つのセッション例を見た場合、1つ目の方のセッションではページAの滞在時間は87秒、ページBは42秒、ページCは未集計となり、サイトの滞在時間は87+42の129秒です。
2つ目のセッションは、ページAの滞在時間が0秒となり、サイトの滞在時間も0秒となります。つまり、直帰だった場合は実際に別サイトに移動するまで数分閲覧されていたとしても、0秒となってしまうということです(Googleアナリティクスの仕様です)。
また、ページAの平均滞在時間は、(87+0)/2で43.5秒となります。

アクセス解析機能の使い方1